在線中国語講座のコラムコーナー


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北京オリンピックに関する掲示板書き込みについて

北京オリンピックの閉会式が近づいてきました。

最近、ニュースなどでよく目にするのが、「中国のネットでは~と言っている」「~という書き込みがある」という記事です。日本の歴史ある大手マスコミに属する記者が、優雅に机の上で中国の掲示板サイトをまわって記事を作っているんですね。逆に考えてみれば、他の国の記者が2ちゃんねるなどを覗いて「日本人は~と言っている」という記事を作っているのと同じことなんですよね。

そういった掲示板の極端な書き込みが堂々と報道されることによって、一般の人々は「ああ、中国人ってこういう考え方をするんだな」と思ってしまいます。しかし、5つや6つの意見が全中国を代表してるなどということはまったく間違った認識です。したがって、皆さんには、こういうマスコミの記事に対して本気で向き合わずに、サラリと読み流すようにしていただきたいと思います。

むしろ、中国語学習者の方々にお勧めしたいのは、自分自身の目でどのような書き込みがあるか実際に見てみることです。中国の掲示板などを覗いてみると、実に多種多様な書き込みがあります。劉翔選手の棄権に関しても、「劉翔を“宽容”しよう」という意見があると同時に「“宽容”とはどういうことだ?彼はそもそもミスを犯していないじゃないか」といった意見もあります。中国語の単語の意味などを教科書で学習するよりも、こういった実際の文章から吸収したほうが身につきやすいはずです。

それにしても福原愛選手の人気はすごいですね。

「福原愛は中国に嫁ぐべきだ」
「いや、中国人はマナーがなってないし貧乏だから本国の人間と結婚するのがいいだろう」
「どっちにしろ俺たちには手が届かないさ…」

などと真剣に議論しているところもあります。こういった書き込みがあるということを私が紹介してますが、ぜひとも皆さん鵜呑みにしないで、実際に自分の目で確かめてみることをお勧めします。参考までにいくつかの掲示板へのリンクを貼っておきます。

http://bbs1.people.com.cn/(人民网强国社区)
http://tieba.baidu.com/(百度贴吧)
http://bbs.sina.com.cn/(新浪论坛)
http://bbs.qq.com/(QQ论坛)
http://ba.2008.163.com/(网易奥运吧)

ご注意:中国のサイトを見る際には、必ず最新のインターネットセキュリティソフトをインストールしておいてください。また、見終わってからのウィルスチェック、スパイウェアチェックを欠かさず行ってください。特に写真などは安易にクリックしないほうがよいでしょう。

補語を身につける

中国語を学ぶうえで、補語を理解することが重要だと在線中国語講座中級中国語-補語にて紹介しています。補語について基本から解説していますので、読んでいただければよいと思いますが、練習となると何か別に問題集などが必要となってくるかもしれません。

今日、書店で本を見ていたら、良い補語の問題集を発見したので紹介します。



国際語学社という出版社から出ている本で、補語を含んだ表現について、簡単な解説と良質の問題が多数収録されています。特に、初級学習を一通り終えた方にお勧めです。(上記画像はAMAZONへのリンクを貼っています)

必読の中国論

最近見た中国関連のサイトで、特に感銘を受けたサイトを紹介します。

【多氣史隆の中国ビジネスのつぼ】 http://www.chinalabo.com/taki/lecture.html

文章を書いておられる方は現場の第一線で活躍されているようで、どの文章も実態に即しているという印象を受けました。

よく「中国は何何…」「中国の真実は云々…」という文章をネット上で見かけますが、それらのほとんどが、ただ間接的に見聞きした情報を書き連ねていたり、うわべだけの事柄を大げさに、センセーショナルに書き上げているだけのように思います。上記サイトはそういった目を引きつけるだけの文章とは違い、実体験と著者独自の観察力に基づく豊富な内容が主となっています。

ビジネス的な事柄がほとんどであるため、学生の方にとってはあまりピンとこないかもしれませんが、これから仕事で中国と関わる予定のある方、もしくは既に関わっているが行き詰っている方にとっては必読の文章であると思います。

中国語の入力方法 ~ Google ピンイン入力IME ~

日本語の Windows 2000 や Windows XP で簡体字の中国語を入力するには、普通、OSに標準装備されている入力法を使います。この標準のIMEは Microsoft Pinyin IME 3.0 といい、最新の Vista にも入っているようです。特別に他のソフトを導入しなくても中国語入力が可能となるため、多くの方がこの Microsoft の入力法を使っていると思います。

でも実際使っていると、変換に手間がかかり、なかなか速く打てないという不満が出てくるでしょう。日本語を変換する場合は、ローマ字打ちをしてからスペースキーで変換、そのままスペースキーを押して変換候補を選び、エンターキーで確定するという流れですが、中国語を変換するには、ピンイン打ちをしてからスペースキーを押し、右矢印キーを押し、下矢印キーで変換候補を選び、再度スペースキーを押してからエンターキーを押して確定する、もしくは変換候補の番号の数字キーを押して確定するという流れになります。

変換するために右矢印を使ったり下矢印を使ったり、確定するために数字キーを押したりと、あちこちに指を動かさなければならず、日本語を入力するよりも時間がかかってしまうでしょう。

何か別の入力方法はないかと思って中国人の友達に尋ねたところ、Google が提供している入力法が良いという話を聞きました。この入力法は谷歌拼音输入法といい、Google中国(中国語で「谷歌」と表記)から無料でダウンロードができます。

ダウンロード先:http://tools.google.com/pinyin/

変換方法は、ピンイン打ちしてから下矢印キーで候補を選び、スペースキーを押して確定という流れで、OSに標準装備されているIMEよりも煩雑さが解消されています。また、通常は簡体字入力ですが、設定を変えればピンイン入力→繁体字変換も容易にできます。普通、中国製のソフトを日本語Windowsに入れると文字化けを起こしますが、これはUnicodeで作られているらしく、日本語Windowsに入れても設定の文字などは文字化けしません。

使用感ですが、とても良いです。中国語の入力スピードが格段に上がりました。ポイントはピンインを打ち始めるとすぐに変換候補が表示されることです。今までいちいちスペースキーを押した後に右矢印キー押して下矢印キー押して…とやっていた手間が省け、すぐに下矢印キーで変換候補を選択開始できるので、指の動きが半分以下ですむようになりました。

在線中国語講座にて、インストールの仕方や操作・設定方法の解説ページを開設しましたのでご参考にしてください。→中国語入力法

※なお現時点でこの Google の中国語入力法は Mac OS や Linux には対応しておりません。また Windows でも 98 や Me などの2000より前のOSに対応していないようです。

役職などをつける呼び方

多くの教科書などには、人を「~さん」と呼ぶ場合、「先生」もしくは「小姐/女士」を使うと書いてあります。しかし、これはものすごくよそよそしい言い方で、実際はサービス業者が客を呼ぶときや、初対面のあまり親しくない人を呼ぶときに使います。また演説などの格式ばった話の中で使うこともあります。

他に、年配の方に対しては「老○」、年下に対しては「小○」を使うと書いてある教科書があるかと思いますが、これらはよっぽど親しくないと使わないほうがよい表現です。例えば「张某」という年配の人がいた場合、初対面でいきなり「老张」と呼んだらちょっと失礼です。普通の中国人で初対面から「/」を使う人はあまりいません。「/」は気心が知れてから使ったほうが無難です。

会社関係ならば、役職をつける呼び方もあります。例えば「张某Zhāng Mǒu)」という人が社長ならば「张总Zhāng zǒng)」、副社長ならば「张副总Zhāng fù zǒng)」、秘書ならば「张助理Zhāng zhù lǐ)」、工場長ならば「张厂长Zhāng chǎng zhǎng)」、マネージャーならば「张经理Zhāng jīng lǐ)」、課長ならば「张科长Zhāng kē zhǎng)」または「张科Zhāng kē)」のように呼びます。苗字をつけずに役職のみで呼ぶ場合もありますし、役職をつけずにフルネームの呼び捨てのみで大丈夫な場合もあります。同じ会社内ならば、他の中国人がどう呼んでいるか確認して、同じように呼べば問題ありません。別の会社の人を呼ぶ場合、付き合いが浅ければ「先生」もしくは「小姐/女士」をつけたほうがいいかもしれません。相手がどんな役職か分かってきたら役職をつけて呼んでもいいし、付き合いが長くなればフルネームで呼び捨てにしてもかまわないでしょう。

中国語における人の呼び方

日本語で人を呼ぶ際、「さん」「くん」「ちゃん」「さま」などを姓や名前の後ろに付けます。親しい間柄では呼び捨てや愛称を使う場合もあります。

中国語では基本的にフルネームで呼び捨てです。

もちろん親しい間柄では名前のみを呼び捨てにしたり、「」をつけたりしますが、いちばん無難なのは苗字と名前を続けて呼び捨てにすることです。例えば「陈某」という氏名の人がいた場合、普通はただ「陈某!」と呼びます。日本人だと「陳さん」と呼びたくなりますが、中国には同姓の人がかなり多いため、苗字だけでは誰を呼んでいるか分かりません。フルネームで呼べば、たとえ同じ場所に「陈某」「陈二」「陈三」という氏名の人がいたとしてもちゃんと区別がつきます。

フルネームで呼び捨てにするなどというと、日本人としては失礼なのではないかと思うかもしれませんが、中国語の中では別に失礼ではありません。年下の者が年上の者に対してフルネームで呼び捨てにしても問題ありません。

会社の中ならば後ろに役職をつける呼び方もありますが、やはりフルネームで呼び捨てにする呼び方がいちばん多いです。最初はちょっとびっくりしましたが、部下が上司を呼び捨てにしても大丈夫です。

ちなみに中国では結婚しても苗字に変更はありません。夫婦別姓が基本です。

これらのことを総合してみると、中国ではフルネームがワンセットとして考えられているのかもしれません。苗字と名前で二文字もしくは三文字でのリズムが名前の一部として重要なのだと思います。

※なお、一般的な中国人の氏名は苗字と名前合わせて二文字もしくは三文字ですが、四文字の人もいます。私が実際に会った中では皇甫○○という名前の人がいました。探せば诸葛○○司马○○という人もいるかもしれません。五文字以上の人となると、いるかどうか不明です。

中国・現地採用という働き方(8) ~総括~

ここまで中国で現地採用で働くことについて、言いたいことを一気に書いてみました。もちろん、ここに書いたことは、いち個人の意見であり、中国で現地採用で働く方々全員がこのような考えを持っているとは限りません。また、一部で「中国人は~」という表現の仕方をしていますが、必ずしも全ての中国人がこのようであると断定しているわけではありません。

中国にはいろいろな人がいます。まじめな人もいれば不まじめな人もいる。黙々と仕事をやる人もいれば保身に必死なだけの人もいる。ゆえに本当は「中国人は~」と一括りに語ることは間違っていると思います。もしも全般的に語るのであれば、「全体的に見て、このような傾向にあるように感じたのである」という但し書きをつけるべきかもしれません。もちろん私もただこう感じたというだけで、絶対的にこうであると断言しているわけではありません。

中国人と仕事をされた日本人の方の文章を見ると、良い経験をされた方が少ないように思います。確かに中国人とただの利害関係者となるだけだと、冷たい人が多く、人を騙したり、足を引っ張ったりするだけの人も数多くいる。でもそれだけを強調して、「中国人はダメだ」と言ってしまうのも問題だと思います。

実は改めて日本で働き始めてみると、結局は同じことだと感じました。日本でも平気で指示を拒否する人もいるし、自分の保身のためだけに奔走したり、いじめに精を出す人もいる。もちろん逆もしかりで、まじめな人はまじめだし、仕事のために労をいとわず頑張る人もいる。どちらの国でも結局はその人しだいだと思います。

さて、ここまで読んでいただいた皆様はどんな方でしょうか?これから現地採用で働こうとしている方、または既に働いている方、もしくは現地採用とは全く関係ない方など、いろいろな方がいらっしゃると思います。もし皆様の中で、これから現地採用で働こうかどうか迷っているという方がいましたら、とりあえず経験してみることをお勧めします。10人いれば10とおりの見方があるわけで、私とはまた別の見方をされるだろうと思います。もちろん安定した暮らしを重視するという方には現地採用という働き方をお勧めしませんが、中国語を生かしたい、もしくは中国語能力を上げたいと考えているならば、中国語を使う機会は日本の比ではありませんので、現地採用という形を選んだほうが効率的だと思います。

中国・現地採用という働き方(7) ~日本で再就職の可能性~

現在、中国での現地採用は多少の中国語を話すことができれば、わりと簡単に職が見つかるようです。日本企業としては、日本から高い経費をかけて駐在員を赴任させるよりも、中国で福利厚生なしの日本人を雇ったほうが圧倒的に安上がりだからです。

中には面接時に、現地採用で一定期間就業した後、日本本社採用へ切り替えることを約束する企業もあります。しかしその多くは口約束、もしくはただほのめかす程度で、契約に盛り込まれることはほとんどないでしょう。実は現地採用を数年続けた後に所属が日本本社に変更され、駐在員待遇に変わったという話を聞いたことがありません。考えてみれば至極明白なことで、企業側としては経費のかさむ駐在員を送り込みたくないがために現地採用を雇うのですから、その現地採用を駐在員待遇へ変更するなど全くもって本末転倒な話です。

では中国で現地採用を経験した後に、日本へ帰国して仕事を探す場合はどうでしょうか?

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中国・現地採用という働き方(6) ~格差問題の本質~

日本では所得格差が広がっています。2006年には年収200万円以下の人が1000万人を超えたようです(国税庁2006年民間給与実態統計調査より)。この格差問題に関しては、各方面にて様々な人に論じられていますが、どうも日本国内のことだけに視線が偏っているように思います。

現在の中国では、金融業や製造業の高度技術者を中心に、年収20万元、30万元の人が増えているそうです。新卒者の就職が狭き門なのとは対照的に、高度なスキルをもった人材はあちこちの企業から高額の年収を呈示されるようです。20~30万元といえば、日本円で200~400万円台です。

ではなぜ中国では高収入の人が増えてるのでしょうか?

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中国・現地採用という働き方(5) ~文化相対主義に立つ~

皆さんは日本の文化と中国の文化とどちらが優れていると思いますか?

多くの日本人は無意識に「日本の文化のほうが優れている」「中国の文化はまだまだ遅れている」と思っているでしょう。マスコミでも連日「中国のここがダメだ、あそこが悪い」とひたすら負の面を報道しています。そのようなマスコミの影響は大きく、「これだから中国は」という見方が無意識に日本人の間に広まっています。

さて、文化人類学をかじったことのある方なら誰でも知っていると思いますが、文化相対主義という考え方があります。文化相対主義について難しく考えたり、本質を突き詰めようとすると、専門書を何冊か読まなくてはならないため、ここでは簡単に考えます。難しく考えないで簡単に言うと、文化相対主義とは文化に優劣はなく対等だと考えることです。

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中国・現地採用という働き方(4) ~褒めるか貶めるか~

昨年、深圳のとある日系銀行で、日本人上司が中国人の部下を殴り、それが職員のストライキに発展するという事件がありました。日本ではネット上でサラっと報道されたのみで、あまり詳しくは触れられていないようでが、中国ではネット上で実名を含む詳しい状況が報道されているようです。その報道の中から、次の興味深い文を見つけました。

○○○○经常利用其职务之便辱骂、指责、贬低部门中国员工。」(○○○○は日本人上司の実名)

つまり、日本人上司は普段からその地位を利用して、中国人部下をののしったり、叱責したり、貶めたりしていたのだそうです。その鬱憤がたまりにたまった後に発生した殴打事件。普段は団結団結と言ってもなかなかまとまらない中国人が、団結してストライキを起こし解職要求までしたのだから、よっぽど出て行ってもらいたかったんでしょう。

でもちょっと待ってください。殴ったことを除外すれば、こういう上司って日本にたくさんいますよね。別に取り立てて報道するようなことでもないと思います。ではなぜ中国でこの上司の普段の態度が報道されたのでしょうか?

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中国・現地採用という働き方(3) ~文化の違い~

中国語が分かる現地採用職員として日系企業に入り、中国語の分からない日本人と日本語の分からない中国人の間に入ると、両者の認識の相違点が数多くあることに気づきます。

まず、日本人についてですが、終身雇用制から成果主義へ移行したと世間では言われていますが、考え方としては、終身雇用・年功序列という概念が根強く残っています。つまり待遇面では成果主義らしいけども、終身雇用・年功序列という考え方が未だになくなってはいないということです。これは私が帰国後に日本で就職活動した際に痛感したことですが、日本では中途採用の門戸が非常に狭い。それに対し、新卒学生の募集は2007年、2008年とも就職氷河期以来過去最高で、採用氷河期とも言われるほどになっている。新卒で会社に入り、経験を積んで役職も徐々に上がっていくというシステムは、日本ではごく自然なことなのです。

2009年度も企業は新卒採用の枠を拡大するようです。しかし、就職氷河期世代と言われている人々、特に20代を非正規雇用で過ごしてきた方にとっては、相変わらず厳しい状況が続いています。私もその中の一人で、正社員、派遣、留学、海外現地採用などを経験してきました。個人的には様々なことを経験できて有意義だったと思っていますが、企業側から見れば、一貫性のない人間、もしくは転職回数が多く、何らかの問題のある人間と思うそうです。

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中国・現地採用という働き方(2) ~企業の望む人材~

企業の望む人材は大きく分けて2種類あります。

1.年齢が若く中国語の話せる者
2.業界経験が長く、技術を有する、もしくは管理経験のある者

若くて社会経験の短い(もしくはない)方は、1のような基準で採用されると思います。また、日本で長い社会経験を積んだ方は2のような基準で採用されると思います。

私の場合は、前職がどうこうとあまり聞かれず、中国語レベルと年齢で採用されたものと思われます。留学時代の友人もこの1の基準で採用された人が多いです。働き始めて分かったことは、意外にも2の基準で採用された年配の方が多かったということです。2の基準で採用される方は特に中国語能力の有無は問われていないようです。

私は2の基準で採用された方々の内情は分かりかねますので、1の基準で採用される場合について話してみたいと思います。

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中国・現地採用という働き方(1) ~利点と欠点~

現地採用とは、中国の法人で採用されて働くことを言います。日本人が現地採用で働く場合にはその多くが中国に進出した日本企業で働くことになります。もちろん、中国の企業や、日本以外の外資企業で働く人もいますが、あまり多くはないため、ここでは日本企業が現地で設立した会社に勤めることに限って話を進めます。

日本人の求職者側は「中国で働きたい」「中国語を使った仕事がしたい」などの理由から、中国で現地採用という形で働きたいと思っています。企業側は「やはり仕事は日本人に任せたい」「日本から正社員を出向させると必要経費がかさむ」などの理由から、中国の現地法人で安く日本人を雇用したいと思っています。双方の思惑が一致し、中国で現地採用として働く日本人は増えてきています。

私が実際に働いた経験から、この現地採用の利点と欠点を挙げてみます。

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中国・現地採用という働き方 ~序文~

私は中国で2年間、日本企業の現地法人で働きました。

「中国で働きたい」「中国語を生かした仕事をしたい」という望みを叶えたい場合、現地採用という働き方を選ぶことが最も手っ取り早い方法です。事実、現地採用で働く日本人の方は年々増えています。

しかし、現地採用で働くにはメリットもあればデメリットもあります。

中国語学習のサイトではありますが、中国語を生かした仕事とは何か、または中国人をどう理解して接すればよいのか、といった言葉に深く関わることですので、この場を借りて持論を展開してみたいと思います。

少し重いテーマとなるため、これから何回かに分けてじっくりと書いていきたいと思います。皆様お付き合いのほどお願いいたします。
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